中学受験はいつから準備する？小学校低学年のうちに保護者が気をつけるポイントは？

中学受験をするのであれば身につけておきたい「学習習慣」

低学年のうちから、毎日決まった時間勉強する「学習習慣」がついていると中学受験の準備もスムーズです。高学年から塾に通い出したとしても、この習慣がついていないと長時間の授業や宿題に対してストレスを感じ、勉強が嫌になってしまいます。
低学年から勉強をすることが日常になってしっかりと土台があれば、受験勉強の内容も身につきやすくなってきますよ。

低学年のうちに伸ばしてあげたい力

中学受験のために、先取り教育をして知識をつめこむのではなく、子どもが自分で考えて解決できる「思考力」や「表現力」をのばしてあげるのがおすすめです。
例えば、計算問題など機械的に覚えて反射的に解答を出すのではなく、「なぜ」そのような答えになるのか、「どうアプローチしたら」正解を導くことができるのかを意識することが大切です。

親の働きかけで「自己肯定感」「知的好奇心」を育てよう

小学校低学年のうちは特に子どもと親との信頼関係が影響してきます。
勉強習慣がきちんと身についたら、自分は勉強ができるということを子ども自身に思わせることが大切です。勉強すればきちんと身についていると実感できれば、手応えを感じもっと楽しんで勉強できるようになります。

また低学年のうちは、お子さんの「できたこと」「努力した過程」をほめてあげることで、自己肯定感もあがり、さらに努力して勉強に取り組むことができます。

近年の中学受験では、「思考力」が問われる問題が増えています。解答パターンどおりに機械的に解くのではなく、自分で考えて正解を出すことが本来の勉強の楽しさであり、とても重要なことです。
思考力を鍛えるためには、日常のなかで物事をよく観察し課題を見つけ、それを解決していくことを繰り返していきましょう。お子さんの「知的好奇心」を刺激して、育てていくことで「思考力」が身につきます。

まとめ

中学受験の準備の低年齢化が進んでいます。ただ早ければ安心というわけではなく、本格的に受験勉強を始める小学校中学年までに、なるべくしっかりとした勉強の「土台」を作ってあげるほうが効果的です。小さな積み重ねが、受験の際は大きな差となって現れてきます。ぜひ試してみてくださいね。

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